ごあいさつ

                      

 神奈川県知事 黒岩 祐治

 

 

「第 17 回ジュニア・ユース クリスマスカップ」 兼 「2020年 ジュニア・ユース
セーリングチャンピオンシップ かながわレガッタ」が今年も盛大に開催されますことを、心からお喜び申し上げます。

本県は、豊かな海と表情あふれる美しい海岸線に恵まれており、中でも「江の島」をはじめとする湘南海岸一帯のエリアは、日本を代表する風光明媚な海浜観光地であるとともに 様々なマリンスポーツを楽しむ場としても多くの人々を魅了しています。

また、日本のヨット発祥の地でもある神奈川では、毎年多くのセーリング競技大会が開催されており、東京2020オリンピック競技大会においても1964年大会以来となる2度目のセーリング競技が江の島で開催されます。

あいにく、今年は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が1年延期されるなど、新型コロナウイルス感染症の影響がスポーツ界全体にも及んでおり、スポーツに親しむという私たちの日常までもが大きく様変わりしてしまいましたが、感染防止対策の徹底した取組みにより、徐々にではありますがスポーツ大会が開催されるようになってきました。

こうした中、次代を担うジュニア・ユースセーラーによる大会が、十分な感染症対策の下で開催されますことは、本県におけるセーリング競技の普及・振興とともに、ウィズコロナ時代における安全・安心なスポーツの推進にも寄与するものと期待しています。

大会に参加される選手の皆さん、ウィズコロナというこれまでに経験したことのない厳しい環境の中で練習を重ねられてこられたことと思います。本大会では、その練習の成果を存分に発揮し、素晴らしいレースを繰り広げてください。

結びに、大会の開催にあたり御尽力いただいた関係の皆様に深く敬意を表しますとともに、大会の御成功をお祈り申し上げ、私のあいさつといたします。